何か作る前に要求を整理するのはアリかもしれない

最近、あるプロジェクトで要件定義書を書いてくれと頼まれたcacaponです。

そういえば要求や要件の知識が無いなぁと思い、上の本を買って勉強することに。*1


今まで個人で開発することがほとんどだったので、

要件定義とかせずにいきなり基本設計とかやっていたのですが、

チーム開発で行うのでしたら間違いなく必要になるなぁと痛感してます💦


というのも、要件定義を行う主な目的は「利害関係者がどんなものを作るのかを互いに同意するため」だからです。*2

ここでいう利害関係者はお客様対開発者の場合もありますし、開発者間という場合もあります。

個人が個人の為に作るのなら、そこらへんあやふやでも脳内会議で即断即決、朝令暮改でなんとでもできてしまうのですが、

チームでそれをやってしまうと、伝達、手戻り、etcでとんでもないコストがかかってしまいます。


で、ここまではチームなら要求定義が間違いなく要るけど個人は要らない?という話で進めてますが、

学んだ後は個人でも要求定義はしておくべきだなぁというスタンスに変わりました。

自分が作りたいもののゴールや要求をはっきりさせるだけでも、次の作業が進めやすくなるんですよね。

この感触は個人差はあるかもしれませんが、書いたことがない人は、とりあえずやってみるだけでもいいんじゃないかなと思います。


今日はこの辺で、それではまた😄

*1:7000円くらいしました。結構いい値段しましたが、要求工学を学ぶのでしたら下地に良さそうな本です。

*2:私の理解でですが