cacaponが思う、ゲームクリエイターになるためにやるべきこと

まずはこのブログに訪れて頂きありがとうございます。

最近ゲームクリエイターになった、cacaponと申します。

 

このブログに訪れた方は、ゲームが好きな方であったり、自分でゲームを創りたいゲームクリエイターになってみたいと思われている方なのではないでしょうか?

しかし、実際にどうやったらなれるか分からない…とお悩みなのでは?と思います。

 

そんな人たちのお手伝いになればと思い、
今回はcacaponが思う、ゲームクリエイターになるためにやるべきことを
ゲームクリエイターなりたて目線でまとめてみました。

中には、まだ私自身が出来ていない部分もありますし、
これから経験を積むにあたって変わることもあるでしょう。
そして、あくまで自論です。一般論でもありません。

 

それでも、これからゲームクリエイターを目指す方の一助になるのでしたら、
私にとって、この上ない幸せです。

それでは、短いお時間ですが、お付き合いくださいませ。

 

 

心得 ゲームクリエイターになると決める

 まず一番に決めたい事は心の在り方。
 これはどんな目指すものでも同じでしょうが、一番大事な部分です。

 「海賊王に、俺はなる!」「火影になるってばよ!」

 とかと同じです。

 自分がゲームクリエイターになると決めましょう。
 なりたい、じゃだめです。なる、です。

 

 麦わら帽子の海賊さんは秘宝を手に入れたから「俺は海賊王になった」
 といったのでしょうか?(まだ話はおわっていないですけど)

 

 忍びの里の少年は色々な試験やなりゆきで「俺は火影になった」
 のでしょうか? 違いますよね?


 一生もののカナヅチというハンデを背負いながら、
 麦わら帽子の海賊さんは海に出ましたし、
 忍びの里の少年は火影になる前から、訓練や修行を繰り返し
 やがて周りに認められ、火影という里の長になりました。

 

 そして、どちらも、決まる前から「なる」といっているのです。

 

 フィクションの世界じゃないか、っと反論が出てきそうですが、

 私が知っている限りだと野球のイチロー選手はそれをやっていました。

 そこから生まれるドラマは
 フィクション、ノンフィクション限らず感動するものです。
 なら、私たちがそれをやっても面白そうではありませんか。


 在り方が決まれば、おのずと行動が変わり、手に入れるものも変わるもの。

  ゲームクリエイターになる、と心に決めましょう。

 

第一段階 ゲームを考えて、アウトプットする

 ゲームクリエイターはゲームを創って、そのゲームで対価を頂くお仕事。
 ゲームを創らないとゲームクリエイターとは言えないでしょう。

 頭の中にこんなゲームあったらいいなぁと思ったら、
 まずは紙になり、PCになり好きなようにアウトプットしてみましょう。
 体裁は問いません。

 

 実際に創る腕があるのなら創ってみるのもいいでしょうし、
 技術が伴っていないならノートにここはこんな感じで…
 のように自由に書いてみると良いでしょう。

 

 この時注意するのは、「対価やフィードバックを貰ったときの事を考えない事
 ここを考えてしまうと数を創るのが難しくなります。

 

 自分が面白そうと思ったらそれでいいのです。それが第一段階です。
 たくさん創ることで、いつの間にか質も上がっていきます。
 バットの素振りと同じです。

 

 また、出来上がったら、
 貴方の周りの友人に、家族に、仲間に自分のゲームを見せてみましょう
 フィードバックを貰うのです。

 

 まあ、おそらくおもしろくないだの、ここがやりにくいだの、
 企画書だったらここがイメージしにくいだの言われると思います。

 

 自分は面白いと思っているモノだから、それを言われると
 ウグッとなるのも分かります。

 分かりますが、素直に受け入れましょう。それが周りの評価です。

 

 このフィードバックは貴重です。
 自分が思っているモノ以外の視点からの評価が得られますので。

 

 それを繰り返していくことで、アウトプットの質は良くなっていきます。

 

第二段階 自分の周りの人が面白そうと感じるゲームをアウトプットする

 第一段階では自分ありきで考えていきましたが、
 自分ありきのゲームでヒットゲームを創るのは至難の業でしょう。
 なぜなら、相手の事を考えていないからです。

 
 野球で相手の投球を見ないでバットを振っても、
 ヒットを打てる確率って低いですよね?
 ビジネスのヒットも同じもんだと私は考えています。

 

 そこで、第二段階では相手の事を考えたゲームを創ってみましょう。
 手始めに貴方の周りの友人に、家族に、仲間に
 どんなゲームが面白いと思うか聞いてみましょうか。

 

 その面白いものをそのまま再現してもいいでしょうし、
 自分の感性をミックスして創ってみるのも面白いかもしれません。
 もちろん出来たらフィードバックを貰いましょう
 フィードバックは自分の成長に大切な要素ですから。

 
 色んな人から、これは面白そう!って意見を貰えたら、
 もうちょっと踏み込んだ質問をしてみるといいかもしれません。

 例えばこんな感じに…

 「このゲーム4000円で売ろうと思っているけど、売ってたら買う?」

 

 値段は勿論、自分で決めた値段で。
 買うと答えた人がいたら、似た感性の人には刺さる可能性は高いと思います。
 誰もいなかったら、4000円も払う価値は無い可能性が高いです。

 

 どちらにしても、貴重なフィードバックを貰えるので、
 答えてくれた人には感謝しましょう。

 

第三段階 社会が求めているゲームをアウトプットする

 さて、第二段階までに他人の意見も考慮したゲームを創りましたが、
 このゲームがヒットするかというと、まだ可能性は高くないでしょう。


 野球でいうなら、ここまではピッチングマシンのボールを
 ヒットできるようになったようなもの。
 その選手が様々なピッチャーからヒットを打てるか?と聞かれたら
 誰もが否、と答えるでしょう。

 

 プロのバッターがプロのピッチャーからヒットを打てるのは、
 プロのピッチャーのくせを理解して、何が来るかを予測し、
 打法を調整して打つからこそ、ヒットを打てるのだと私は思っています。

 

 ゲームクリエイターがバッターなら、ピッチャーは買ってくれるお客様です。
 ならば、お客様の事を理解しないことにはヒットゲームを創る事など
 運だよりになると言わざるを得ないでしょう。

 

 では何が私たちにできるか?どうすればお客様の事を知ることが出来るか?
 これに関しては永遠の課題でしょうが、
 一番大事なのは「相手に興味を持つこと」でしょう。

 

 例えば、リングフィットアドベンチャーが売り切れてる

 →コロナ禍だし、家で運動したい人が増えているのかな?

 →特殊なコントローラだから生産が間に合っていないのかな?

 

 例えば、Undertaleが流行った(まだ流行っている?)

 →2Dのレトロビジュアルでもヒットの可能性はありそう

 

 例えば、あつまれどうぶつの森のCMがまだやっている

 →ゲームデザイン知名度次第では1年以上もゲームを維持できる

 

 ゲームだけでも、ヒットのヒントは転がっています。
 また、ニュースやSNSを見て他の人がどんなことに注目しているのかを
 調べるのもいいかもしれません。
 またまた、自分自身がお客様としてゲームを買う立場になる…
 買う人に興味を持てば、きっとヒントはたくさんあるのだと思います。

 

 このヒントを役立てれば、たくさんのお客様の心にヒットするような
 ゲームを創り続けるのも夢ではないと私は信じています。
 もちろん打率10割はあり得ないでしょうが。

第3段階補足 自分のゲームを知ってもらう

  さて、運よく社会が求めているゲームを創ることができ、
 世の中に出すことができたとしましょう。
 ヒットを打てるバッターになれたのです。
 では、これでヒットは打てる…と思ったところで問題が出ました。

 

 野球ならあり得ないでしょうが、ビジネスだとあり得る事。
 ピッチャーがボールを投げてくれないのです、これではヒットが打てません。


 それはなぜかというと、ゲームが出たことを知らないからです。
 無理やり例えるなら、バッターボックスにバッターが立ったことに
 ピッチャーに気づいてもらえない、といった感じでしょうか?
 
 よって、自分のゲームを知ってもらう必要があります。
 どうやって知ってもらえればいいでしょうか?

 まずは身近な例から探してみましょう。
 自分はどのように商品やサービスを知っていますか?
 身近な人はどうやって商品やサービスを知っていますか?
 友達のおすすめ、CMで見た、youtubeの動画の合間に…
 Twitterの広告、チラシ…私が思いつくのはこんな感じでしょうか?

 

 商品以外にも、自分の目につくモノがどんなものか?
 と考えてみるのもいいでしょう。
 東京スカイツリーのようなシンボルになりうるもの、
 コンビニの看板、
 逆の視点からナナフシのような擬態がなぜ成立するか
 みたいに考えてみるといいかもしれません。

 

 その中から、自分で実現可能なものを選べば、
 きっとお客様に気づいてもらえます。

 また、本当に面白いと思えば、そのお客様は知人に紹介してくれるでしょう。
 私も自分の好きな本を、ブログなどで今まで紹介したりしてます。
 そんな感じでいいものは
 最初の一石があれば波紋のように勝手に広がると思うのです。

 

 それもあり、広告に当たる部分は私は今まで消極的な意見だったのですが、
 「まずは面白い物を作る、そのうえで広告する」というスタンスなら、
 広告というのはとてつもない力になるのではと私は勝手に思っています。

終わりに

 長いにもかかわらず、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
 心得やどうやってヒットを創っていくか…
 自分なりの考えをまとめましたがいかがでしたか?


 納得できるものでしたでしょうか?

 それとも、モヤっとするものでしたか?

 

 もし、何か心に引っ掛かるものが出てきたら、
 こちらのコメントにぜひ書いてみてください。

 私にとっても、貴重なフィードバックとしてありがたいですが、
 貴方にとっても、心の中のものを言語化した資産として残るでしょう。
 ぜひ、思ったことを書いてみてくださいませ。

 

 余談ですが、私の野球経験はほぼ0です。
 学生時代の授業くらいしかやって事ありません。