クラウドゲームってどんなゲーム??
今日はpyxelの方はお休みさせて頂いて、
最近、読んだクラウドゲームの本の内容を軽くまとめたいと思います~
クラウドゲームをつくる技術 ──マルチプレイゲーム開発の新戦力 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
- 作者:中嶋 謙互
- 発売日: 2018/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
クラウドゲームって何?
ネット上で遊べるゲームの形式の一つで
イメージとしては入力のできる映像を受け取っている感じでしょうか?
本の言葉を引用するとこんな感じだそうです。
ゲームロジック(ゲームのあらゆる判定)のすべてがサーバー層で実行され エンドユーザー側はその処理結果をリアルタイムで受信する汎用のViewer (ゲームビューワー)を通じてプレイする設計になっているゲーム
CMとかも含めて認知度があるゲームの例だと、
ビビットアーミーがこれになるのかなと思います。
クラウドゲームの何がいいの?
インストール不要でそのページにアクセスしたらすぐゲームが出来るので、
ユーザー目線だとインストールしなくて済むかららくちんというのがいいかと。
また、潤沢なServerがあれば、クライアントのコンピュータが貧弱でも
かなり高性能なゲームが遊べるそうです。
作成者側から見るとロジック、描画、入力を分離している構成であれば、
かなり複雑である、ネットワークプログラミングを意識しなくても旧来の作成方法で作成することができる…そうです。
この辺はcacaponが試していないので、実際に試してから感触を伝えられたなぁと思います。
どの辺が問題ある?
現在の主な形式だと汎用的な情報や画像データを送る関係で、
通信コストやサーバーの維持コストはかなりかかるらしいです。
また、ゲームロジックをサーバー側で組んでいる以上、ネットワークの遅延による制約があります。
この辺は5Gになったりで改善されていくところかもしれませんが、
現状では、コンマ単位のリアルタイムの変化に敏感な格闘ゲームとかFPSは不向きかもしれません。
逆に、そういった制約を潜り抜ける匠の技を表現できたら、
凄いゲームになるのかもしれませんが(笑) (FC版FF3の飛空艇64倍速移動みたいな)
…と、まとめてみたものの、実際にまだ実装などまで手が回っていないので、
自分自身の感触が伝えられないのがきついですね…
興味がある分野なので、GCPを使ったりして実際に今度サンプルを作ってみたいなぁとは考えてます~